コーヒーの歴史と製法

日本人大好き!「コーヒー牛乳」と「カフェオレ」について

コーヒーを考えた際、我々日本人が避けて通れない話題があります。それが「コーヒー牛乳」と「カフェオレ」です。そこでは2つの違いも楽しく考えていきましょう。

目次

・コーヒー牛乳の発祥

コーヒー牛乳は1920年に守山乳業が作ったのが始まりです。

冷凍設備が整っていないため保存期限が問題でしたが、瓶を煮沸消毒させることに成功して販売にこぎつけ、高級駅弁の半分に近い値段でしたが好評を呼び広まりました。またアメリカでは1930年代に作られたのがきっかけです。

ちなみにコーヒー牛乳とはある意味正式名称にはなっていません。2000年の雪印集団食中毒事件がきっかけに、2003年からは牛乳に乳製品以外のものを加えたら『牛乳』ではなく『コーヒー入り乳飲料』もしくは『乳飲料』として表記を改めているようになっています。

よって牛乳と言う文字は使えずコーヒー入り乳飲料になります。

・議論が分かれるカフェオレとコーヒー牛乳の違い

ちなみにカフェオレとコーヒー牛乳の違いについては議論が分かれる所ですが、カフェオレは、コーヒーを牛乳に入れたもの。コーヒー牛乳は、牛乳にコーヒーを入れたものになります。

コーヒー牛乳は『コーヒー入り乳飲料』になるので”牛乳が主でコーヒーが従”になります。

ししてカフェオレのレはフランス語で「牛乳」の意味。カフェはコーヒーの意味なのでここでも順場の違いが現れています。

割合の問題もありますが、主に入れる順番で決まる。

その定期が難し、など感じるかもしれませんがとりあえず日本人が、カフェオレが云々よりも、昔から続く日本人としての感性で牛乳をコーヒーで割ってみたら「コーヒー牛乳」になるんじゃないでしょうか?

また日本人が銭湯上がりに飲んだ牛乳入りのコーヒーは、カフェオレじゃなくてコーヒー牛乳なんだと思います。

・カフェオレはカフェラテではありません

また「外国版コーヒー牛乳」である「カフェオレ」は、真面目にカフェラテとは違います。

カフェラテはエスプレッソのコーヒーを元に使っていますが、カフェオレはそれ以外のコーヒーを元に使っています。

またエスプレッソに泡立てた牛乳を少し入れたら、「カフェマキアート」
エスプレッソにそれなりの多さで泡立てた牛乳を入れたら「カプチーノ」になります。

ちなみにコーヒー牛乳のコーヒーと牛乳の比率では、牛乳がかなり多めに設定されているのが良いと言われています。

コーヒー牛乳は子供も飲みやすい飲み物だから、かなり多めで良いんじゃないかと言う意見です。確かに納得ですし、またカフェマキアートやカフェマキアートは、元のコーヒーが濃いのもあって大人的嗜好性が高いと言えるでしょう。

・牛乳の乳脂肪分の濃さの違い

ちなみに牛乳の細かい定義としては乳脂肪分3%以上になります。乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下なら低脂肪牛乳、0.5%未満なら無脂肪牛乳になります。

また乳脂肪分4%以上は、大概がクリームやバターなどを入れている加工乳になります。

そして低脂肪牛乳で作るカフェオレはコクがないと言われてます。なお加工乳で作るカフェオレは絶品だとメーカーは推奨しています。

確かに加工乳は分かりませんが、乳脂肪分が高いカフェオレは美味しいと言う声もあります。

このようにしてコーヒー牛乳とカフェオレの違いについて自分なりに定義しておくと、より楽しく飲めるのではないでしょうか?

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