コーヒーのアレンジ

化学的に立証済み?コーヒーと和菓子の相性

コーヒーに合うお菓子はケーキやクッキー、お茶に合うお菓子は和菓子だと思っている人はかなり多いのではないでしょうか。この常識をひっくり返す新たな発見が発表されました。実は、和菓子とコーヒーの組みあわせも高相性だということが化学的にも立証されたのです。今回は、そんなコーヒーと和菓子についてご紹介します。

コーヒーと和菓子

普通、コーヒーと相性が良いものといって思い浮かべるのは「洋菓子」などではないでしょうか?「珈琲・和菓子発掘プロジェクト委員会」は、コーヒーと相性が良いものは何かといったアンケート調査を20~60代の男女を対象に行いました。まず、「コーヒーと一緒に食べたいものは何か」という質問に対しては、やはり、「ケーキ65%」「ドーナツ43.8%」「クッキー43.3%」など洋菓子を選ぶ人が多く、和菓子を選んだ人は(21.2%)と最も少ないことが判明しました。そこで、「和菓子とコーヒーの相性が良いと思うか」という質問をすると、20代の女性6割以上が「合わない」「どちらかといえば合わない」と回答し、年齢が若い女性ほど、コーヒーと和菓子は合わないと思っている結果になり、普段コーヒーと和菓子を一緒に味わうことはないということが分かりました。この調査の結果の通り、やはりコーヒーには和菓子よりも洋菓子というイメージは強いのです。しかし、その後行われた味覚テストでは、「白ワインと牛肉」「牛乳とごはん」といった相性が良いと思われていた組み合わせよりも、「コーヒーと和菓子」の組み合わせが1番相性が良いという結果が出たそうです。

どんな和菓子と相性が良いのか

意外にも相性が良いという「コーヒーと和菓子」。和菓子といっても様々ですが、特にコーヒーと相性が良い和菓子をご紹介します。

「草団子」

特にこしあんの草団子と相性がよいです。草団子にフルーティーな風味を持っているコロンビアの深煎りを合わせることにより、こしあんの甘さに黒糖のような深みが出る上に、草団子のハーブ感ともマッチします。こしあんは「ケニア」「グアテマラ」「ブラジル」の豆とも合わせると甘さに深みと奥行きが加わる感じとなります。

「道明寺」

もっちりとした食感と、あんの甘味にほのかな塩気、桜の香りが特徴の道明寺。こちらは、ナチュラル処理のコーヒーと、餅を包んでいる桜の葉の塩漬けが発酵に由来する甘さと塩気があり、同じ発酵の要素双方の調和が、甘味や味に広がりを与えてくれます。

「いちご大福」

すっきりとした甘さのあんと、甘酸っぱいイチゴが丸ごとはいっているいちご大福。こちらには、ナチュラル処理のクリーンなタイプのコーヒーがおすすめです。コーヒーの酸味がいちごの甘さをより強調してくれ、白あんともほどよく調和してくれます。また、ベリー系の酸味や香り・風味を持つコーヒー豆も、いちごの香りをより一層引き立ててくれるので相性が良くおすすめです。

いかがだったでしょうか?コーヒーと和菓子が相性が良いとは驚きですよね。「和菓子にはお茶」という固定概念を、見事に打ち消してくれました。和菓子は油分が少ないので、油分を多く含んで抽出する「フレンチプレス」で入れたコーヒーが最適です。味わいにうるおいが出てバランスを良くしてくれます。コーヒーを飲む時は、ついついケーキやドーナツのような洋菓子を選びがちですが、コーヒーと和菓子を一緒に出し、相性の良い理由なんかを少し説明するだけで、「コーヒー通」にみえるかもしれません。

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