コーヒーのアレンジ

世界のコーヒー文化 アメリカ&中南米

    コーヒーの消費量世界一のアメリカですが、1960年代までは大量生産の粗悪なものばかりで、味も香りもイマイチなコーヒーばかりでした。また、健康に悪そうで退廃的なイメージもあって、一時期はコーヒー離れが加速しました。この時代は、深く煎ってカサが減らないように、浅煎りが主流でした。

    そんななか、世界中のコーヒー産地から良質のコーヒー豆を買いつける「シアトル系」カフェが台頭します。スターバックスがその代表的存在。ここから、スペシャルティコーヒーがビジネスとして急成長しました。シアトル系は焙煎度は中深煎り~深煎りの豆を主流としていましたが、豆の個性を楽しむため浅煎りにした豆を一杯ずつ丁寧に淹れる「サードウェーブ」スタイルが大ブームになりました。

    これは、アメリカ大陸でも北米の話。中南米だと、アフリカと並ぶ主要なコーヒー生産地であるブラジルなどもあり、北米とはまた違う趣向のコーヒー文化があります。ここからは、中南米の主要国のコーヒー事情に話を移します。

    ブラジル

    ブラジルは生産量・輸出量ともに世界トップというコーヒー大国。広い国土で、さまざまな品種のコーヒーが栽培されています。

    近年は経済発展が著く、国内でのコーヒー消費量も多くなり、日本とドイツを抜いて、アメリカに次いで世界第2位のコーヒー大国となりました。以前は低品質の豆の味をまぎらわせるために砂糖やミルクをたくさん入れて飲むのが主流でしたが、最近はストレートでおいしく飲めるコーヒーが増えています。また、ブラジルといえば、“ブレンド”のベースとして使われてきた増量用の安価なNO.2がよく知られていますが、ブラジルスペシャルティコーヒー協会(BSCA)が設置され、スペシャルティ品質のコーヒーが出回りはじめています。カップ・オブ・エクセレンス(COE)という国際品評会は2回開催され、多くの人でにぎわいます。

    こうしたカフェブームを受けて、バリスタを目指す若者が増え、バリスタ養成スクールなどもできはじめているという話です。

    グアテマラ

    国家の経済は苦しい状況ですが、スペシャルティコーヒーに早期に取り組んだことが功を奏し、コーヒー事情は非常に充実しています。

    国土は広く、太平洋、大西洋、湖、平原、高山など、バラエティーに富んだ風土があるため、その土地に合った品種のものがさまざまな方法で栽培・収穫されています。アンティグア、ウエウエテナンゴなど、さまざまな産地がありますが、なかでもアンティグア地方のものは世界的に高い評価を得ています。

    グアテマラのコーヒー栽培は、イエズス会の修道士がコーヒーの苗木を持ち込んだことがはじまりで、歴史のある農園が数多く残っています。

    国民のコーヒーへの関心も高まり、おいしいコーヒーを飲めるカフェもじわじわと増加中。

    コロンビア

    コーヒー産業は農業関連GDPの17%にもなり、農業分野就労者の33%(約80万7千人)がコーヒー栽培にかかわっています。とはいえ、ひとつひとつの栽培農家は小規模なところが多いため、産業と農家の人々を守るべく、FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)が設立されました。

    首都ボゴタには、さすがコーヒーの一大生産地らしくカフェが点在しており、濃いめに淹れたコーヒーにたっぷりの砂糖を入れていただくスタイルが一般的とのことです。

    カフェコーヒー  カフェコーヒー

    カフェオーナー講座ランキング

    カフェピックアップ記事

    1. 銀座カフェ
    PAGE TOP