コーヒーのアレンジ

コーヒー豆の賞味期限と味と香りが長持ちする保管方法

みなさんご存じの通り、食品には期限表示が2種類あります。コーヒーには明確な期限表示が存在しませんでしたが、食品である以上鮮度が大事。ここではコーヒーの鮮度や賞味期限について考えましょう。

食品の賞味期限の意味

「消費期限」と「賞味期限」です。消費期限は「開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに食べても安全な期限」のこと。お弁当や洋生菓子など長く保存できない食品に表示します。賞味期限は「開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときにおいしく食べられる期限」のこと。ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存できる食品に表示します。

ということは、コーヒー豆には賞味期限を表示することになります。とはいえ、期限を過ぎたとたんに味や香りが劣化するわけではありません。ただし、コーヒーは栄養補給のためではなく“嗜好品”として飲むものなので、「香りを楽しむ」などの趣味性の高い楽しみ方をする場合は、賞味期限を過ぎたコーヒーを飲むことはおすすめできません。ただし、保存状態がよい場合は賞味期限が多少過ぎても大丈夫な場合もあります。ただし味や香りなどを保証されるわけでもありません。こればかりは、自分で淹れて飲むまではわかりません。

コーヒーの賞味期限

「コーヒーは鮮度が大事」といわれますが、それは焙煎すると二酸化炭素ガスを放出し、それととにコーヒーの一番の魅力であるである香りが抜けてしまうからです。豆の種類や保存状態により変わってきますが、一般的には焙煎して3~7日後がもっとも味がいい(焙煎直後は味が安定しづらい)とされます。表示された賞味期限内に飲み切ればいいのですが、1日でも早く飲んだほうがおいしくいただけます。

コーヒーの鮮度

コーヒー豆を焙煎すると炭酸ガスが発生し、焙煎直後のコーヒー豆にはしばらく多くの炭酸ガスが含まれます。そのため、焙煎してから日が経っていない豆を挽いてお湯を注ぐと、ふわっと粉がふくらみます。これは粉から炭酸ガスが大量に放出されているからです。焙煎して日が経って古くなった豆には炭酸ガスが少なくなっているので、お湯を注いでもあまりふくらみません。つまり、淹れるときに鮮度のよしあしがわかるというワケです。

また、炭酸ガスはコーヒー豆の酸化を防ぐ役目もあります。そのため、コーヒー豆の保管は“炭酸ガス”がキーワードとなります。

コーヒーの保存には茶筒がおすすめ

ホウロウ製やブリキ製など、デザイン性のいいコーヒー保存缶が市販されていますが、身近でいいものがあります。それは、日本茶の茶葉を入れる“茶筒”。茶筒は二重構造になっており高い気密性を実現するアイテム。日本茶専用にしておくのはもったいない。茶筒でコーヒー豆を保存すれば、炭酸ガスが逃げにくくコーヒー豆の鮮度をきちんと保ってくれます。

そのほか、ファスナー付きの袋や、ゴムや樹脂のパッキンが付いたキャニスターなど、密閉性を確保できるものもコーヒーの保存に適しています。

コーヒーの保存は常温か冷蔵か冷凍か

適した容器に入れたら、保管場所を考えます。直射日光が当たる場所や湿気の多いところは避けましょう。保存温度は低いほど品質が劣化しにくいので、冷暗所へ。3週間を目安に使い切りましょう。それ以上なら冷凍庫保存をおすすめします。冷蔵庫は開け閉めの回数が多いのと、ほかの食品からのにおいが移りやすいのでおすすめできません。冷凍庫に入れる際は、1回使う分量を計量し密閉性の高いビニール袋に小分けにするのがいいでしょう。冷凍庫から出してコーヒーを淹れるときは、室温に戻してから使うほうがおいしく淹れられます。

コーヒー豆を生豆の状態で保管する方法

自分で焙煎ができる人は、焙煎する前の生豆の状態だと長期間の保存ができます。その場合も密閉性の高い容器や袋に入れ、冷暗所に置きましょう。

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