コーヒーのアレンジ

コーヒーの歴史

いまや、世界中に流通している”コーヒー”。
インスタントコーヒー缶コーヒーなど、中には自分でコーヒー豆を購入して焙煎する人など、今や様々なかたちで世界中の人に愛飲されています。

そんなコーヒーはいつ発見されどのように広まっていったのかコーヒーの歴史について紹介していきましょう。

実はコーヒーの起源は大きく二つの説に分けられます。

1,ヤギ飼いの少年カルディ説
レバノンのキリスト教徒であるファウスト・ナイロニの著書である『コーヒー論:その特質と効用』によると
9世紀エチオピアで、ヤギ飼いの少年カルディが、ヤギが興奮して飛び跳ねていることを修道僧に相談したところ、
修道僧は山腹に実る赤い木の実が原因であると突き止め、その後修道院では眠気覚ましなどに利用されました。

その後、15世紀のアデンで、イスラム律法学者のゲマレディンが以前、エチオピアを旅した際にコーヒーの存在を知り、ゲマレディンが体調を崩した際、そのコーヒーのその効用を調べ、修道者にコーヒーを進めると、たちまち学者や職人、旅する商人の間で広まっていったとされています。

2,イスラム神秘主義修道者のシェーク・オマル説
アブドゥル・カーディル・アル=ジャジーリーの著書である『コーヒーの合理性の擁護』によると、
13世紀のモカで、イスラム神秘主義修道者のシェーク・オマルは、無実の罪で街を追放され、食料もなく、山の中に入っていくと、一羽の鳥が赤い木の実を食べては陽気にさえずっていました。
そこでオマルは、その実を煮出して飲んでみると疲れは癒え、元気になりました。その後、許しを得て街に帰った時にその効果を広めたとされています。

どちらの説が有力かと言われれば、野生のコーヒーノキはエチオピアを始め、アフリカ大陸で見つかっており、
イエメンのモカでの説は考えにくいです。そのため起源はエチオピアであると考えられます。

こうしてゲマレディンがコーヒーを広め、16世紀にはトルコからヨーロッパへと伝わり、
17世紀にはイギリスやオランダからアメリカへと輸出されていきました。

日本へ伝わったのは18世紀、鎖国政策をしていた日本では、出島のオランダ商館のなかだけで広まり、あまり民衆の手には届かず、飲める人も通訳など限られた人だけでした。

1856年、鎖国政策が終わり、コーヒー豆は国内に輸入されるようになりました。1888年日本初の本格的なコーヒー店が初めてオープンし、上野にある可否茶館(かひいちゃかん)であるとされています。

しかし1941年、日本が第二次世界大戦へと参戦し、コーヒーの輸入はストップされてしまいますが、戦後1950年、コーヒーの輸入を再開した日本ではコーヒーのことを『平和の使者』と呼び、人々を感激させました。

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