コーヒーのアレンジ

コーヒーの味が長持ちする保存方法とマンデリンコーヒー豆について

焙煎豆の賞味期限はどれくらい?

焙煎されたコーヒー豆には、賞味期限があります。一般的にコーヒー豆は、焙煎されてから一週間ほどが賞味期限とされています。
ただし、人によっては、二週間ほどという人もいますし、ハワイコナなどの特殊な銘柄は二週間置いた方がうまみが出るケースもあります。

賞味期限がすぎたコーヒーはどうなるのか

コーヒー豆は、焙煎されたあとに空気中の酸素と反応して酸化がはじまり、味が酸っぱくなってしまいます。
もし、これが豆ではなく粉になっていた場合、表面積が広くなる分さらに酸化が早く進みます。

また、焙煎後は熟成されて油分が少しずつ出てくるため、長期間ほうっておくと油でグズグズになり、胃もたれしやすいコーヒーになってしまいます。
コーヒーは、できるだけ賞味期限内に飲んでください。

焙煎豆を買うとき、賞味期限上注意すべきこと

スーパーに並んでいるコーヒー豆は、流通を絶やさないようにするために大量に焙煎した物を袋詰めして在庫しておき、足りなくなったときに発送されるため、基本的には新鮮ではありません。
できるだけ、コーヒー焙煎士から焙煎したてのものを直接買いましょう。「焙煎豆 販売」に加え、お住まいの地域の名前をキーワードに使って検索すると、お近くの焙煎士のお店が見つかります。

また、焙煎豆を買うときは、普段ご家庭で飲む量を考えて買うと最後まで美味しくお飲みいただけます。100gでおおよそ6-8杯分、200gでおおよそ12-15杯分です。
分量はお店によって「焙煎された後の量」を記載しているところと、「焙煎する前の生豆の分量」を記載しているところがあるので気をつけてください。例えば、生豆100g分のコーヒー豆は焙煎すると水分が抜けて、86g前後に目減りします。

焙煎豆の賞味期限を減らさず、長持ちさせる保管方法

焙煎豆は空気に極力触れないように保管してください。また、直射日光や湿度のある場所を避け、冷暗所で保管してください。

できれば、持ち帰った後、陶器やガラスでできたパッキン付きの密封容器に入れるとよいです。無ければ、ジップロックなどでも代用できます。
焙煎豆を購入時の袋でも封はされておりますが、劣化はいくらか早くなってしまいます。

冷凍庫や冷蔵庫に入れると長持ちするって本当?

冷蔵庫や冷凍庫など、常温より低い温度での保存は、コーヒー豆の酸化、油分の表出をある程度抑えることが出来ます。高温になればなるほど、参加や油分の表出が多くなります。
冷凍庫、冷蔵庫に保管する場合において、気をつけたいのは水分です。冷蔵庫や冷凍庫に入れると空気中の水分が冷えて水になり、豆が湿気ることもあります。

湿気はコーヒー豆にとって大敵なので、たとえば空の容器を入れて中に水分がつくようであれば、冷蔵庫や冷凍庫に入れず、戸棚の中で保管した方が良いです。もちろん、シンク下は湿気がこもる場所ですので厳禁です。

コーヒーの生豆には賞味期限はあるか?

焙煎前のコーヒーの生豆には、賞味期限は基本的にはありません。ただし、保管場所が湿気ているとカビてしまいます。
生豆を自分で焙煎するために保管しておこうと考えている方はお気をつけください。
余談ですが、保管場所に気を使って4-5年以上寝かせると、水分が抜け、焙煎した際に独特の味を持つ「オールドコーヒー」ができあがります。オールドコーヒーを専門に出している喫茶店も存在します。

以上、コーヒーの賞味期限と長持ちさせる方法についてお話しいたしました。
日本は湿気の多い国なので、気をつけて保管しておいしいうちにコーヒーを飲みましょう!

「ドラフトコーヒー」、聞いたことありますか?日本では「アイスドブリューコーヒー」と呼ばれていたりもします。もともとアメリカで生まれたもので、日本ではUCCがドラフトコーヒーをアイスドブリューコーヒーと名付けました。今回はこの「ドラフトコーヒー」についてご紹介します。

ドラフトコーヒーとは

ドラフトコーヒーとは、アイスコーヒーの一種です。ビールサーバーから「窒素」をたっぷり含ませながら注ぐ、見た目もビールのようなコーヒーです。アイスコーヒーの一種なので普通のものとあまり違わないのでは?と思いますが、これが全くの別物です。見た目もですが、味わいもまるでビールのようになめらかな泡の食感と甘さを含んでいて、とてもクリーミーです。2011年に、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドに本社を置くコーヒーの生産販売企業、「Stumptown Coffee」がドラフトコーヒーの販売を開始しました。同社はサードウェーブコーヒーの火付け役でもあり、ポートランドだけではなく、ニューヨークやシアトルにも展開しています。その後ドラフトコーヒーは瞬く間に全米に広がり、スターバックスに導入されるなど、ニューヨークを中心に大流行しています。日本のスターバックスでも2017年4月に登場しました。詳しくは後ほどご紹介します。

名前の由来は?

本場のアメリカでの呼び名は「ナイトロコールドブリューコーヒー」です。ナイトロNitroは「窒素」、コールドブリューCold Blewは「水出し」の意味です。ドラフトコーヒーとのドラフトは樽から注ぐという意味で、日本では「ドラフトビール」などに使用されている言葉です。

ドラフトコーヒーの入れ方

このドラフトコーヒー、作り方までビールと同じです。コーヒー液をサーバーの中で冷やしておき、提供するときに窒素を含ませながら泡を入れていきます。ビールは窒素と炭酸、または炭酸のみを入れますが、ドラフトコーヒーの場合、窒素のみです。窒素は炭酸よりもきめ細かい泡になるため、泡の感じはビールのようにクリーミー、普通のアイスコーヒーよりのど越しが良くなっています。

スターバックスコーヒーにも登場

2017年4月、銀座に新しくオープンしたGINZA SIXにある「銀座 蔦谷書店」の中にあるスターバックスでこのドラフトコーヒーが「ナイトロ コールドブリューコーヒー」の名で日本で初の登場をしました。この「ナイトロ」とは「窒素」という意味です。注文すると、ビールサーバーのような器具の前でバリスタが丁寧にコーヒーについて解説をしながら抽出してくれます。基本的に、窒素によってできたクリーミーな泡をそのまま楽しんでほしいということでストローは渡されません。上にのっているクリーミーなきめ細かい泡をダイレクトに楽しむことができます。味は、普通のコーヒーよりもなめらかな口当たりで、さっぱりとしています。酸味も感じますが、後から苦味がふわっと香るのでとても飲みやすいです。

今までのアイスコーヒーとは全く違う、新しい「ドラフトコーヒー」、抽出する様子もコーヒーを淹れているとは思えないので、みててワクワクします。サーバーにコーヒー液が入っているときから冷えているので、氷を入れなくて済み、味が薄くなるといった難点がないのも嬉しいです。今、日本で最先端をゆく「ドラフトコーヒー」、一度味わったらクリーミーな泡の魅力にとりつかれること間違いなしです。ぜひお試しください。

マンデリンとは

栽培をしていた現地の民族の名前にちなんだ名前のマンデリン。コーヒー生産量世界第4位のインドネシアにある、スマトラ島のマンデリン族がメインに立って栽培をしました。生産量はインドネシア国内でも数パーセントしかありません。欠点豆を手作業で取り除くなど、厳しい品質管理のもとで育ったコーヒー豆です。

マンデリンの産地

スマトラ島北部にあるリントン・ニ・フタ地区で栽培されているものは「リントンマンデリン」、トバ湖の湖畔で栽培されているものは「マンデリン・トバコ」と名前が付いているなど、地域によって様々なブランドが確立されています。

標高1800m~1900mの高原地帯を使って栽培されています。肥沃な土壌が広がっているので、ほとんど有機栽培に近い環境で育てられています。

マンデリンの味覚とコク

酸味が少なく、シャープな苦みが引き立ったコーヒーです。コクがしっかりと感じられ、その中にフルーツのような甘味を見出すエキゾチックな味わいが楽しめます。

マンデリンの生豆色

青みの強いグリーンをしていて、他の豆とは少し色合いが違ってみえます。これは、一般的な精製方法とは違ったやり方をしているからなんです。精製は大きく分けて、天日乾燥させて果肉を乾燥させる非水洗式と、水に浸して選別したのちいくつかの段階を踏んで乾燥させる水洗式があります。マンデリンはスマトラ式と呼ばれる方法で、収穫した日に果肉を取り、乾燥させて脱穀するという精製の仕方をとっています。日本の2倍の年間降雨量のある地域で生まれた画期的な方法なんですね。

マンデリンの豆質

深く煎ることにより美味しさが最大限に味わえるのですが、柔らかな豆質のため焦げやすいのでマンデリン特有の香りや風味を引き出すのが難しいと言われています。

マンデリンの香り

他の豆とは大きく違った精製方法のため、他では味わえないエキゾチックなフローラルで重厚感のある香りになっています。

マンデリンの焙煎方法

焙煎が難しいとされるマンデリン。独特のコクと柔らかな舌触りを活かし、深煎りにしていただくのがオススメです。シャープな苦みが活きた美味しい一杯になりますよ。

マンデリンの品質

手作業で欠点豆を除く作業をしているほど厳しい基準があります。一番良いものがマンデリン(ゴールデンマンデリン)、ウルトラマンデリン、スーパーマンデリン、マンデリンG-1などと分けられ、その下はG-5まであります。インドネシアでは豆の大きさなどでも等級が変わるため、表示をしっかり確認してくださいね。

マンデリンの価格

高級豆として有名なマンデリンは、100g400円ほどからインスタントのものであれば1000円ほどまで幅広くあります。深いコクと苦みが際立つため、ブレンドに使われていることも多く、ブレンドであれば気軽に楽しめる金額で販売されています。

マンデリンの入れ方

もちろんペーパードリップでも美味しくいただけますが、あえてフレンチドリップでオイル成分をしっかり出して味わってみるのはいかがでしょうか?苦みが際立ち、フルーティーな香りと鼻に抜けていく重厚な味わい。貴重な豆ですので、見つけたらぜひ飲んでみて頂きたいです。

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