コーヒーの道具

コーヒーカップで国産の人気ブランド5選

お気に入りのマイカップで毎日いただくコーヒーはおいしいものですが、ときにはちょっと高価なカップ、変わったデザインのカップなどで変化をつけるのもうつわの楽しみです。日々の暮らしに欠かせない飲み物となったコーヒーは、どんなうつわに注ぐかで、味の感じ方は変わってくるものです。幸いなことに、わが国には北から南まで、さまざまな焼

コーヒーのわき役とはいえ、コーヒーの味をひと味もふた味も変えてしまうコーヒーカップはなかなかいい仕事をしてくれる存在です。このコーナーでは、“目”にもおいしいコーヒーのために焼き物の歴史を学んでみましょう。

愛知県常滑市・常滑焼(とこなめやき)のコーヒーカップ

常滑焼は古常滑とも呼ばれます。そのルーツは、西暦1100までさかのぼり、室町・安土桃山時代には茶道の流行にともなって最盛期を迎えました。その後、織田信長が尾張領国中での瀬戸以外の陶窯を禁じたため受難の時代を迎えましたが、17世紀末期には再び活気を取り戻しました。土管、火鉢などから、タイル、テラコッタなどさまざまな陶製品を世に送り出しています。うつわでいえば、古くから日本茶用の急須は常滑焼が定番でしたが、色やデザインのバリエーションが増え、コーヒーによく似合うコーヒーカップが生産されるようになりました。

大分県日田市・小鹿田焼(おんたやき)のコーヒーカップ

一子相伝国の重要無形文化財。現在10軒の窯元が昔ながらの技法を受け継いでいます。周辺の山で採取される陶土を利用し、飛び鉋、刷毛目、櫛描き、打ち掛け、流しなどの技法によりさまざまなうつわをつくっています。器面いっぱいに刻み文様を施すのが特徴で、「飛びかんな」「櫛描き」「指描き」「刷毛目」「流しかけ」「打ちかけ」などのぎ技法があります。

佐賀県有田市・有田焼(ありたやき)のコーヒーカップ

有田といえば磁器の発祥地。1616年の誕生から、2016年で400年め。江戸時代、鍋島藩の御用窯としてはじまり、将軍家に献上するための最高級磁器を焼きました。華やかな色絵のもの、豪華なものが多く、“磁器のダイヤモンド”とも称されます。

長崎県東彼杵郡波佐見町・波佐見焼(はさみやき)のコーヒーカップ

1580年ごろにはじまり、当初は陶器の生産をしていましたが磁器生産へと移行していきました。全国にショールームを持つ白山陶器は波佐見町の会社です。ちなみに、日本ではじめてつくられたコーヒーカップは、オランダの商人が長崎の業者に注文してつくられたものという話なので、やはり長崎はコーヒーカップと縁が深いところなのでしょう。

沖縄県那覇市・壺屋焼(つぼややき)のコーヒーカップ

沖縄では、焼き物のことを「やちむん」といいます。古くは琉球王国の時代から壺屋焼というものがあり、その後、沖縄を支配していた薩摩から技術が伝わり、さらなる発展を遂げたといわれています。現在は、那覇市の壺屋地区や読谷村など、比較的広い地域で焼き物が生産されていますが、那覇市の中心地・国際通りに近い「壺屋やちむん通り」には焼き物の店がいくつも軒を連ねており、おみやげ選びが楽しいエリアです。昔ながらの技術を確かに継承しながらも、現代的なアレンジを加えたモダンな作風の若手も活躍しており、魅力的なコーヒーカップなどのうつわが沖縄の食卓を彩っています。

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