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コーヒーの3品種を知ろう

「アラビカ種」「ロブスタ種」「リベリカ種」という言葉を聞いたことがありますか?コーヒー豆には主にこの3種類があり、これらは「コーヒーの3原種」と呼ばれています。

特によく耳にするのは「アラビカ種」かと思いますが、普段カフェや喫茶店で飲むようなブレンドコーヒーに使用されているのはほとんどがこの「アラビカ種」です。今回は特に市場に出回っている「アラビカ種」と「ロブスタ種」についてご紹介します。

アラビカ種

アラビカ種は、アフリカのエチオピアが原産。世界の生産量の約70~80%を占めており、標高500~2000m以上の高地に適し、中南米やアフリカ、アジアなどコーヒー生産地全域で幅広く栽培されています。気温は15~24℃、年間降水量は1500~2000mmが栽培に適しています。良質な酸味と香味に優れていますが、高温多湿・低温少雨の両方に弱いため、栽培条件が限られてしまいます。更に病害虫に弱く、1本の木から収穫される量もロブスタ種よりも少ないです。このように栽培に手間がかかり収穫量も少ないため、ロブスタ種よりも高価となっています。更に「ティピカ」「ブルボン」「ゲイシャ」といった細かな分類に分かれていますのでこちらもご紹介します。

「ティピカ」

アラビカ種の中でも最も原種に近いとされていて、先端がと尖った細長い形をしています。サビ病に弱く、生産性も低いのが特徴。

「ブルボン」

ティピカの突然変異で生まれ、ティピカと並んで原種に近い古い品種。粒は小さめで長さも短く、生産性はティピカよりは多少高いとされています。

「ゲイシャ」

多くの品種がティピカを祖先とするのに対し、ゲイシャは起源が違います。2004年にパナマの農園にて史上最高値で落札され話題となりました。日本でもスターバックスで1杯1800円程で発売され注目されました。

ロブスタ種

こちらは「カネフォラ種」とも呼ばれ、中部アフリカのコンゴが原産です。アラビカ種に比べて病害虫に対する耐性が強く、1本の木からの収穫量も多いです。また、高温多湿にも強く、標高500m以下の低地で栽培されます。酸味がほぼなく、苦みが強いため、ストレートで飲むことは少なく、主にインスタントコーヒーや缶コーヒーなどの工業用・ブレンド用として使われます。こちらもいくつか栽培品種があるのでご紹介します。

「カトゥーラ」

ブラジルで発見されたブルボンの突然変異種。小粒な豆は味が良く、1本の木からの収穫量も多いです。

「ジャパニカ」

「ジャパ」はジャパンではなく「ジャワ島」のことで、オランダ人がジャワ島に植えた木が起源とされています。ニカラグアのコーヒー研究所が持ち込み現地で品種化しています。

ハイブリッド種

コーヒーは、様々な条件があり簡単に栽培することは難しいです。特に病気や害虫の被害が深刻で、その例としてコーヒー栽培が盛んであったスリランカは、19世紀にサビ病という葉の病気が広がったために大打撃を受け、紅茶栽培に切り替えたという歴史があるほどです。アラビカ種は他に比べ、とても風味が良く美味しいコーヒーになるのですが、病害虫に弱い上に収穫量も少ないため、近年ではアラビカ種とロブスタ種の長所だけを兼ね備えた「ハイブリッド種」という品種も作られています。現在ハイブリッド種も様々な品種が増えてきていて、より良いコーヒー豆栽培がおこなわれています。

いかがでしたか?コーヒー豆の栽培は非常に難しく、根気もいります。普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、コーヒー農家の方に感謝の気持ちが出てきますね。

 

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