カフェを開業して独立したいという夢を叶えてみませんか。初心者向けに分かりやすく、カフェ開業までのステップを解説します。
カフェ開業の営業許可申請
カフェを開業するにあたって必要となる申請に「営業許可申請」というものがあります。営業許可を受けるためには、開業する地区の保健所に営業許可申請をしなくてはなりません。
保健所で、「営業許可申請書」をもらい、カウンターシンクの調理設備などの平面図や、物件が鉄筋か木造かなどを書き込み、
「営業設備の配置図・大要」(2通)
「食品衛生責任者資格証明書」(または調理師資格などそれに順ずるもの)
「水質検査成績証明書」のコピー(物件ビル内の水質に過去1年間、問題がないことを証明する書類)
の3つを添えて、保健所に提出します。
「営業許可申請書」と「営業設備の配置図・大要」の書類は保健所から、「水質検査成績証明書」は、仲介不動産会社から入手できます。
書類を提出すると、保健所から係りの人たちがきて、飲食店としての基準に達しているかを検査します。
もし、その際基準に達していないとの指摘を受けた場合は、指摘を受けた事項を改善し、再検査を受けなければ、営業許可はおりません。
カフェ開業の開業届
開業が決まったら税務署に「開業届」を提出します。開業後、所轄の税務署に行き、所定の用紙に必要事項を記入し提出すれば開業できるのです。
最近では、食品の偽装や、冷凍食品の異物混入問題など、食にまつわるニュースが多く流れ、消費者も食への安心・安全を求め始めています。
実際、カフェを営業するとなると、食事メニューをだす場合は、当然のことながら、食材を仕入れなくてはなりません。
また、カフェオーナーとして店舗を運営する際には、自分自身で全てを賄う場合が多いですが、中には、店長や何名かの従業員を雇用してお店の運営を任すやり方も存在します。
また、1日の売上管理や商品の仕入れ管理、カフェとしての衛生管理などの経理関係の管理も行うのがカフェオーナーの大事な役割です。
カフェ開業の食材の仕入れ
本来であれば、信頼のおける農家さんなどに直接仕入れをお願いするのがいいでしょうが、
それが難しい場合は最近流行の産直市などを上手に活用しましょう。
あとは、地元の八百屋さんなどと仲良くなっておけば、いろいろな仕入れルートを教えてもらえたりするかもしれません。
カフェオーナーへのなり方
カフェオーナーになりたいならば、カフェの通信教育やカフェなどで実際に働き、接客や調理などの経験を積みながら、オーナーの動きを観察しながらカフェを運営していく為の専門的な知識を身に付けて独立することをおすすめします。