コーヒー豆の種類

雲南思芽(シモン)

    雲南思芽とは

    中国のコーヒーというとあまりイメージがありませんが、19世紀後半に入ってから、宣教師によってコーヒーの苗が持ち込まれたことから栽培が始まりました。思芽は”simao”と書きますが、コーヒーショップでは”シモン”で伝わります。麻袋にパンダの絵が描いてあることから、パンダコーヒーの愛称で呼ばれているのだとか。

    日本に入り始めたのは199年頃からと言われており、あまりメジャーではないもののコーヒー好きからの人気があります。別名をダイヤの原石と呼ぶこのコーヒー、どんなコーヒー豆なのかご紹介します。

    雲南思芽の産地

    ミャンマー、ラオス、ベトナムに隣接している、中国・雲南省。その中の思芽地区でこのコーヒーが育てられています。思芽地区はプーアル茶の産地で有名なので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。思芽地区には237万人が生活していて、そのうちの144万人が36もの少数民族で構成されています。

    このコーヒー豆はその思芽地区の標高1200~1500mの山岳地帯で栽培されています。昼夜の温度差が大きく、赤土の土壌はとても肥沃でコーヒー栽培にぴったりの環境が整っています。現地のコーヒー農家の方々はあまり裕福でないため、有機資材を使っての無農薬で栽培されており、体に優しいのがポイントです。

    雲南思芽の味覚とコク

    クリアですっと入ってくるような軽やかな口当たりです。ほろ苦さが広がった後に、温度差の激しさが生んだほのかで優しい甘味が舌に広がってゆきます。

    穏やかさや素朴さを感じるシンプルさは、あまりクセを感じさせない味わいになっています。

    雲南思芽の生豆色

    グレーが強めのブルーグリーンをしています。

    雲南思芽の豆質

    雲南小粒コーヒーと呼ばれていたほどの小さな豆でしたが、改良を繰り返したことでグレードが上がってきています。ずっしりと重みを感じるような肥えた豆です。

    雲南思芽の香り

    ナッツに例えられるような香ばしさと、豆を直置きせずムシロの上で乾燥させていたためか、ほのかに土などのナチュラルな香りが感じられます。

    後味にはかすかにフルーティーな果実のような香りが残ります。

    雲南思芽のロースト方法

    シティローストでは少し酸味が残るので、酸味の感じられるコーヒーが好きな方はこちらでどうぞ。ハーブなどを思わせる香りと、中国茶のようなアジアンな味わいが楽しめます。

    シンプルでクリアな後口を引き立たせるために、フルシティーローストの手前ほどまで煎るのがオススメです。これくらいまで煎っても嫌な苦みが出ず、バランスの良い味わいにまとまります。

    雲南思芽の品質

    完熟した豆のみを丁寧な手作業で摘み取り、清流で水洗処理をしています。欠点豆がほとんどなく、アラビカ種を使っているので香りも品質も良いのが特徴です。コーヒーベルトの主要生産地で栽培されているものにも負けないほどのクオリティです。

    雲南思芽の価格

    100g400円ほどから手に入ります。

    雲南思芽の淹れ方

    基本の淹れ方でペーパードリップと使って美味しく淹れられます。ふわっと広がる甘味と香りが特長なので、ぜひブラックで飲んでみて頂きたいコーヒーです。

    シンプルかつまろやかな味わいなので、もちろんミルクやお砂糖を入れても美味しいですよ。

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