コーヒー豆の種類

コーヒーベルトの基礎知識【アラビカ種・カネフォラ種】

コーヒーを植物として概観すると、アカネ目アカネ科コーヒーノキ属に分類されるコーヒーノキという種類です。このコーヒーノキの実の種を煎ったものがコーヒー豆となります。

コーヒーノキ属の仲間は世界に70種ほどあるといわれていますが、商業用として栽培されている品種はアラビカ種とカネフォラ種が有名です。コーヒーの木のルーツ、伝播のルートは種によって違います。

ここではこの2種について、植物としての知識、伝来についての知識を深めましょう。

コーヒーベルトとは

コーヒーは60以上の国で生産されますが、そのほとんどが「コーヒー・ベルト」(コーヒー・ゾーン)と呼ばれるエリアで生産されます。コーヒー・ベルトとは、具体的には赤道を中心に北緯・南緯各約25度の範囲のエリア(熱帯または亜熱帯)のことです。

コーヒーのアラビカ種

アラビカ種は、もともとエチオピアに生していました。6~7世紀ごろにイエメンに伝わり、やがて種子が持ち出され、1699年にオランダの東インド会社によってインドネシアのジャワ島に伝えられ栽培に成功しました。

この種子から育てた木がオランダのアムステルダムの植物園に送られ、さらにその種子から育てられた苗が1713年、フランス国王のルイ14世に贈られています。ルイ14世が栽培していたコーヒーの苗がマルティニーク島(カリブ海の島で、フランスの海外県)へとたどり着き、その苗が現在の中南米で栽培されているアラビカ種のコーヒーのルーツだといわれています。ちなみに、ブラジルにコーヒーの木を伝えたのもフランスです。

アラビカ種は、現在栽培されているコーヒーの65パーセントほどを占めており、その中にティピカ種やブルボン種が含まれます。

モカ、キリマンジャロ、ブルーマウンテンなど、日本でもよく好まれる銘柄はこのアラビカ種に属することからもわかるように、万人に好まれるすばらしい風味がありますが、高温多湿・逆に低温にも弱く、低温による降霜などの被害も受けやすいなどの弱点があります。そのため、年間を通して気温が平均20℃程度で、気温の年較差の少ない熱帯高地(海抜500~1800メートル程度)で栽培されます。

コーヒーのカネフォラ種

植物分類学上は「カネフォーラ種」と呼ぶのが正式ですが、一般にカネフォラ種と呼びならわします。カネフォラ種に属する種類のなかで、もっとも広く栽培されているものがロブスタ種です。

原産地はアフリカのコンゴで、アラビカ種とは違って、広い地域に自生していました。19世紀に入ってからヴィクトリア湖(ケニア、タンザニア、ウガンダにまたがるアフリカ最大の湖)の西で発見されました。カネフォラ種が知られるようになったのは19世紀に入ってからと遅め。ヴィクトリア湖(ケニア、タンザニア、ウガンダにまたがるアフリカ最大の湖)の西で発見されました。

カネフォラ種は、現在生産されているコーヒーの35パーセントほど。独特の香ばしさと強い苦味が特徴ですが、アラビカ種ほどのデリケートな味わいはありません。その代わり、病気に強いというメリットがあります。 1880年代にアラビカ種は病気の流行で大打撃を受けたことがありましたが、カネフォラ種は病気に強いことが評価され、その後急速に導入が進められていきました。

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