コーヒー豆の種類

世界で1番美味しいコーヒーは猫が作っていた

世界で一番美味しいとされるコーヒー豆が何かご存じですか?これを知った時は心底驚いたのと同時に「自然の力ってすごいな」という感想を持ちました。そう、一番高くて美味しいコーヒー豆はなんと「ジャコウネコという猫のうんちで出来たコーヒー豆」なのです。今回はその気になるコーヒー豆についてご紹介します。

ジャコウネコとは

生物学上はジャコウネコ科といものが存在しており、ネコという名前がついてはいるのですが、見かけはネコよりもイタチとかタヌキっぽいです。実際に一部の人はジャコウネココーヒーのことをイタチコーヒーなどと表現しています。アジアやアフリカの熱帯林に生息しており、60種類くらいのジャコウネコがいると言われています。大きさはざっくり60cm〜1mくらいと小柄な動物です。このジャコウネコはとにかく食通のグルメと言われており、美味しいコーヒーの実だけを選り好んで食べます。ジャコウネコが食べたそのコーヒーの実が排出し、そのコーヒー豆をよく洗浄し、乾燥させてできるのがジャコウネココーヒーというわけです。そのためにコーヒーの実の中でも選び抜かれたコーヒーの実だけが最終的には残るというわけです。ちなみに余談ではありますが、ジャコウネコの分泌物から取れる香料はよく香水にも使われており、シャネルの香水にも入っているそうです。

ジャコウネココーヒーができるまで

猫のうんちからできたコーヒーと言いますが、どのように作っているのか、気になりますよね。ざっと流れをみてましょう。

①ジャコウネコがコーヒーの実を食べる

②ジャコウネコがコーヒーの実を消化する

飲み込んだ後のコーヒーの実は、しばらくするとジャコウネコの腸に行きます。そして腸内の消化酵素によって、コーヒーに含まれるアミノ酸が分解され、独特の香味となります。 体内で約12時間も自然発酵されることになり、その消化の過程でコーヒー豆が絶妙な深みを持つことになります。

③ジャコウネコのうんちを集めて洗う

2時間以内に集めることができないと、コーヒーの豆がすぐに劣化してしまうので素早く拾います。ちなみにですが、ジャコウネコはコーヒー以外はあまり食べないので、あまりうんちは臭くないらしいです。

④乾燥させる

次にジャコウネコがしたうんちから取ったコーヒー豆を乾燥させます。数日の間、野外で太陽の光に当てて干して、とく乾燥させます。水分の含有率が11%になるまで乾燥させることができれば完了です。

⑤焙煎する

そして最後の製造工程として、ジャコウネコのコーヒー豆を焙煎します。この焙煎の過程で、コーヒーの苦味が消えて、ジャコウネコのコーヒー豆特有の甘くフルーティーな香りが漂うとのことです。焙煎が終われば完成です。

値段はとても高価

世界で1番美味しいと言われているほどですから、値段も高額です。カフェや喫茶店にジャコウネコのコーヒーを1杯飲みに行った場合には、5,000円から8,000円くらいするといわれています。ジャコウネコのコーヒー豆の入荷状況によっても値段は変動するのですが、例えばリッツ・カートンホテルでは1杯7,000円くらい、ロンドンのカフェでも1杯の相場が1万円近くするそうです。なぜこれだけ高いかというと、ジャコウネコのコーヒー豆が取れる量がとれも少ないからです。一般的に、1匹のジャコウネコから1日に取れるコーヒー豆の量はたったの3gだけです。なので、1杯のコーヒーを作るのに、3匹のジャコウネコが必要になるわけです。その希少性こそが高さの原因になっています。

いかがでしたか?ジャコウネコが世界で1番美味しいコーヒーと作り出していると聞くと、コーヒー農家の人達の立場が・・・などと余計なことを考えてしまいますが、人生で1度は飲んでみたいと思います。

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