コーヒー豆の種類

ビールのようなドラフトコーヒーとコーヒーの産地マンデリンについて

「ドラフトコーヒー」、聞いたことありますか?日本では「アイスドブリューコーヒー」と呼ばれていたりもします。もともとアメリカで生まれたもので、日本ではUCCがドラフトコーヒーをアイスドブリューコーヒーと名付けました。今回はこの「ドラフトコーヒー」についてご紹介します。

ドラフトコーヒーとは

ドラフトコーヒーとは、アイスコーヒーの一種です。ビールサーバーから「窒素」をたっぷり含ませながら注ぐ、見た目もビールのようなコーヒーです。アイスコーヒーの一種なので普通のものとあまり違わないのでは?と思いますが、これが全くの別物です。見た目もですが、味わいもまるでビールのようになめらかな泡の食感と甘さを含んでいて、とてもクリーミーです。2011年に、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドに本社を置くコーヒーの生産販売企業、「Stumptown Coffee」がドラフトコーヒーの販売を開始しました。同社はサードウェーブコーヒーの火付け役でもあり、ポートランドだけではなく、ニューヨークやシアトルにも展開しています。その後ドラフトコーヒーは瞬く間に全米に広がり、スターバックスに導入されるなど、ニューヨークを中心に大流行しています。日本のスターバックスでも2017年4月に登場しました。詳しくは後ほどご紹介します。

名前の由来は?

本場のアメリカでの呼び名は「ナイトロコールドブリューコーヒー」です。ナイトロNitroは「窒素」、コールドブリューCold Blewは「水出し」の意味です。ドラフトコーヒーとのドラフトは樽から注ぐという意味で、日本では「ドラフトビール」などに使用されている言葉です。

ドラフトコーヒーの入れ方

このドラフトコーヒー、作り方までビールと同じです。コーヒー液をサーバーの中で冷やしておき、提供するときに窒素を含ませながら泡を入れていきます。ビールは窒素と炭酸、または炭酸のみを入れますが、ドラフトコーヒーの場合、窒素のみです。窒素は炭酸よりもきめ細かい泡になるため、泡の感じはビールのようにクリーミー、普通のアイスコーヒーよりのど越しが良くなっています。

スターバックスコーヒーにも登場

2017年4月、銀座に新しくオープンしたGINZA SIXにある「銀座 蔦谷書店」の中にあるスターバックスでこのドラフトコーヒーが「ナイトロ コールドブリューコーヒー」の名で日本で初の登場をしました。この「ナイトロ」とは「窒素」という意味です。注文すると、ビールサーバーのような器具の前でバリスタが丁寧にコーヒーについて解説をしながら抽出してくれます。基本的に、窒素によってできたクリーミーな泡をそのまま楽しんでほしいということでストローは渡されません。上にのっているクリーミーなきめ細かい泡をダイレクトに楽しむことができます。味は、普通のコーヒーよりもなめらかな口当たりで、さっぱりとしています。酸味も感じますが、後から苦味がふわっと香るのでとても飲みやすいです。

今までのアイスコーヒーとは全く違う、新しい「ドラフトコーヒー」、抽出する様子もコーヒーを淹れているとは思えないので、みててワクワクします。サーバーにコーヒー液が入っているときから冷えているので、氷を入れなくて済み、味が薄くなるといった難点がないのも嬉しいです。今、日本で最先端をゆく「ドラフトコーヒー」、一度味わったらクリーミーな泡の魅力にとりつかれること間違いなしです。ぜひお試しください。

マンデリンとは

栽培をしていた現地の民族の名前にちなんだ名前のマンデリン。コーヒー生産量世界第4位のインドネシアにある、スマトラ島のマンデリン族がメインに立って栽培をしました。生産量はインドネシア国内でも数パーセントしかありません。欠点豆を手作業で取り除くなど、厳しい品質管理のもとで育ったコーヒー豆です。

マンデリンの産地

スマトラ島北部にあるリントン・ニ・フタ地区で栽培されているものは「リントンマンデリン」、トバ湖の湖畔で栽培されているものは「マンデリン・トバコ」と名前が付いているなど、地域によって様々なブランドが確立されています。

標高1800m~1900mの高原地帯を使って栽培されています。肥沃な土壌が広がっているので、ほとんど有機栽培に近い環境で育てられています。

マンデリンの味覚とコク

酸味が少なく、シャープな苦みが引き立ったコーヒーです。コクがしっかりと感じられ、その中にフルーツのような甘味を見出すエキゾチックな味わいが楽しめます。

マンデリンの生豆色

青みの強いグリーンをしていて、他の豆とは少し色合いが違ってみえます。これは、一般的な精製方法とは違ったやり方をしているからなんです。精製は大きく分けて、天日乾燥させて果肉を乾燥させる非水洗式と、水に浸して選別したのちいくつかの段階を踏んで乾燥させる水洗式があります。マンデリンはスマトラ式と呼ばれる方法で、収穫した日に果肉を取り、乾燥させて脱穀するという精製の仕方をとっています。日本の2倍の年間降雨量のある地域で生まれた画期的な方法なんですね。

マンデリンの豆質

深く煎ることにより美味しさが最大限に味わえるのですが、柔らかな豆質のため焦げやすいのでマンデリン特有の香りや風味を引き出すのが難しいと言われています。

マンデリンの香り

他の豆とは大きく違った精製方法のため、他では味わえないエキゾチックなフローラルで重厚感のある香りになっています。

マンデリンの焙煎方法

焙煎が難しいとされるマンデリン。独特のコクと柔らかな舌触りを活かし、深煎りにしていただくのがオススメです。シャープな苦みが活きた美味しい一杯になりますよ。

マンデリンの品質

手作業で欠点豆を除く作業をしているほど厳しい基準があります。一番良いものがマンデリン(ゴールデンマンデリン)、ウルトラマンデリン、スーパーマンデリン、マンデリンG-1などと分けられ、その下はG-5まであります。インドネシアでは豆の大きさなどでも等級が変わるため、表示をしっかり確認してくださいね。

マンデリンの価格

高級豆として有名なマンデリンは、100g400円ほどからインスタントのものであれば1000円ほどまで幅広くあります。深いコクと苦みが際立つため、ブレンドに使われていることも多く、ブレンドであれば気軽に楽しめる金額で販売されています。

マンデリンの入れ方

もちろんペーパードリップでも美味しくいただけますが、あえてフレンチドリップでオイル成分をしっかり出して味わってみるのはいかがでしょうか?苦みが際立ち、フルーティーな香りと鼻に抜けていく重厚な味わい。貴重な豆ですので、見つけたらぜひ飲んでみて頂きたいです。

カフェコーヒー  カフェコーヒー

コーヒーの最近の投稿

カフェピックアップ記事

  1. コーヒーメーカー
  2. コーヒーメーカー
  3. コーヒーメーカー
  4. コーヒーメーカー
  5. コーヒーハウス
  6. コーヒーメーカー
  7. コーヒーメーカー
  8. コーヒーの仕事
  9. コーヒーメーカー
  10. コーヒーメーカー
PAGE TOP