コーヒー豆の種類

コーヒー豆の苦み度種類一覧と日本のコーヒー文化

おすすめのコーヒー(豆)は?と聞きたいときは…

コーヒーショップに入り、コーヒーの名前がいろいろ並んでいて、「おすすめのコーヒー(豆)はどれですか?」と聞きたくなるケースは多いと思います。
その時は、どのようなコーヒーが好きか(あるいは飲み物の好みでも)を伝えましょう。スタッフの方が、あなたに合う豆を教えてくれます。
しかし、ある程度主なコーヒー豆の傾向を知っておきたい人もいると思います。この記事では、好み別におすすめできるコーヒー豆の種類を、スペシャリティーコーヒー、スタンダードコーヒー共にお伝えしていきます。

ガツンと来る苦みが欲しい人へ

●ブラジル サントス(No.2)
スタンダードコーヒーの中では苦みが強い方に入ります。フルシティローストくらいの深煎りでぐっとくる味わいが出ます。
チョコのような酸味と甘味を伴うことが多いです。
「アマレロブルボン」「ダテーラ農園 Sweet Blue」など、この酸味や甘味が強調される飲みやすいブラジル産スペシャリティーコーヒーも存在します。

●インドネシア マンデリンG1
スタンダードコーヒーの中ではブラジルと並び苦みが強いです。ブラジルに比べ、切れ味のある苦みがあり、アイスコーヒーにもおすすめです。
浅く焙煎した場合は非常に酸味が強くなるので、深煎りで焙煎するところが多いです。
スペシャリティーコーヒーの中で「リントン」と名前がついているものはリントン地区で焙煎されているもので、品質はインドネシアの豆の中でもかなり高いと言われています。

●タンザニア キリマンジャロ
スタンダードコーヒーの中では苦みが強いとともに、まったりした甘みを伴うことが多いです。
スペシャリティーコーヒーの「ンゴロンゴロAA+」などではチョコレートのような甘味がプラスされ、さらに味わい深くなります。

香りを楽しみ、ゆっくり飲みたい人へ

●エチオピア イルガチャフィ ナチュラル
エチオピアの俗に言う「モカ」の一種です。スペシャリティーコーヒーで、花のような豊かな香りを持ち、嗅いでいる瞬間がとても楽しい逸品です。
酸味が強めですが、すっきりして飲みやすいです。焙煎具合によって酸味のバランスと香りのバランスが変わり、扱いが難しい豆です。
「ナチュラル」は、水洗いせず果肉を残したまま乾燥させた製法で作ったことを指します。

●キューバ クリスタルマウンテン
日本にはめったに入ってこないキューバの最高品質のスペシャリティーコーヒーで、価格も飛びぬけて高価です。
基本的には浅煎りで飲むものです。複数の品種からなるこの豆は、飲む前後にすっきりした香りをもたらし、のど越しもちょっとしたチョコレートのような甘みをわずかに残します。
飲める場所は限られている為、興味がある人はよく探すことをお勧めいたします。

飲みやすい酸味を持つすっきりしたコーヒー

●ニカラグア ジャバニカ
ジャバニカはエチオピアのティピカ種のような細長い見た目を持つ豆です。スペシャリティコーヒーの中では生産量が少なく、めったに飲めません。
「イナ・オクシデンタル農園」など、設備の整った大きい農園で栽培されていることが多いです。酸味が強いものの、甘みも伴うのど越しのよいコーヒーです。

●メキシコ クルスグランデ農園
昔ながらのティピカ種を育てている農園で育てられたスペシャリティコーヒー。丁寧に育てられたこの豆は浅煎りにすると優しい酸味を伴います。
コーヒーの酸味が苦手という方にも、このコーヒーはまろやかでおすすめです。

尖りすぎてちゃイヤ!バランスのいいコーヒー

●コロンビア スプレモ
コロンビアのスタンダードコーヒーの中でも大粒のものを指します。軽い苦みが特徴で、大多数の人には飲みやすいコーヒーです。
「ナリーニョはナリーニョ県で栽培されたもので苦みがはっきりしており、「ピコクリストバル」は中米寄りで生産され、爽やかな酸味も伴います。

●エクアドル アンデスマウンテン
高地で生産されるエクアドルのスペシャリティーコーヒーで、有機農法で育てられていることが多いです。
ハイロースト程度の中煎りにすることで、全くいやらしさがない軽い苦みを伴った飲みやすいコーヒーになります。万人におすすめしやすいコーヒーです。

このほかにも多数の銘柄がございます。また、収穫年度(クロップ)によっても大きく味が変化します。
色々と飲み比べて、あなただけのコーヒーを見つけてくださいね。

日本といえばお茶文化(緑茶や番茶など)の国ですが、カフェや喫茶店ではコーヒーが主流です。また日本は世界でもっともコーヒーがおいしい国ともいわれています。もちろん味覚というものは千差万別で、おいしさの基準は人それぞれですが、日本のような丁寧な入れ方はしっかりと外国人の目を引いています。

事実、日本のハンドドリップや、日本製のHARIO V60という名作ドリッパーが「サードウェーブ」と呼ばれるアメリカ初のコーヒームーブメントにとって重要な存在となっているのです。ドリッパー、ペーパーフィルター、お湯を注ぐポット、コーヒーサーバーなど、コーヒーを淹れる器具をすべてHARIO製でそろえている新生のコーヒーショップは少なくありません。HARIOというのは、日本で戦前から続く耐熱ガラスメーカーで、昭和の時代にはサイフォン式コーヒーのブームを牽引したという実績があります。そんな老舗の会社が、海のはるか向こうのコーヒーカルチャーの最前線で活躍しているなんてなかなか誇らしいことですね。

カフェ&喫茶店の欧米志向

また、日本の喫茶店やカフェは内装やインテリアが独特です。日本なのに和風の設えはほとんどせず、ヨーロッパ調、アメリカ調など、欧米への憧れが空間づくりに反映されています。

昭和の喫茶店ブームのときには欧米をイメージしたデラックス空間や、ステンドグラスやアンティーク調のランプなどを多用した山小屋風がはやったものです。そして、最近オープンするカフェもインテリアは総じてナチュラル寄りの「パリ風」「北欧風」なのがおもしろいところです。

また、日本のカフェや喫茶店は、「プロが淹れる本格的なコーヒーを味わう」「外出のついでにちょっと足を休めてひと息」、などの本来の機能以外に、日本独自の役割があります。自宅にサロンや応接間のない日本では、カフェや喫茶店が応接間を代用するような役割りを果たしているのです。

さらに、進学や就職のために上京してきた学生などは、広くないワンルームの賃貸アパートやマンションに人が来たときなどに、「ここじゃなんだから」と近所の喫茶店やカフェに人を案内して応接間代わりに使うこともあります。

ところでカフェ文化の本場・パリなどになれば、近所の人や仲間が集まって会話や議論などに興じる場所、コミュニケーションの場所としての意味合いが、日本よりもさらに濃厚になります。その点、日本のカフェや喫茶店は、どこかお澄ましをして出かける場所、非日常の場所として認識されているようです。日本人は、コーヒーを味わうカフェや喫茶店というものに対しても特別な思い入れを持っているといえそうですね。

日本のカフェカルチャーの歴史

コーヒーや甘いものに飢えていた荒廃した戦後の日本で、コーヒーといえば超高級品。一般庶民には高根の花だった時代の憧れが私たちの潜在意識に刻まれているのか、街ですてきなカフェや喫茶店を見ると心がときめいてしまうものです。

昭和25年にコーヒー豆輸入の自由販売が再開され、昭和35(1960)年にはコーヒー豆の輸入が完全自由化と、戦争で一度とだえた日本の喫茶店ブームが、現在の平成の世まで脈々と続いていることには感動を覚えます。コンビニで安価なコーヒーが飲めるようになっても、カフェや喫茶店の魅力は永遠になくなることはないでしょう。

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