コーヒー豆の種類

コーヒーの品種改良について知ろう

品種改良という言葉は耳にしたことがあると思いますが、野菜や植物などのイメージが多いのではないでしょうか?実は、コーヒー豆にも品種改良は行われています。今回は品種改良のことについてご紹介します。

品種改良をする意味

コーヒーを栽培するということは栽培法が難しかったり、地域や機構によって左右されるため、生産者はものすごい苦労をしています。私達消費者は無意識のうちに「良いモノ」ではなく「安いもの」を望んで、毎日飲むものなのでつい安いものを選びがちですよね。そのため、生産者側は味よりも出荷をメインに考えてしまっていて、現在のコーヒーの生産は「味をよくする改良」よりも、「生産性の向上」「病害虫への対策」がメインに行われているという問題点があります。また、、「生産性の向上」「病害虫への対策」が優先して行われるもう一つの要因として、コーヒー生産国のほとんどが貧しい地域であり、その年の収穫ができない場合死活問題となってしまうという要因もあります。この問題を解決するためにも我々は適正な価格で取引がされている「フェアトレード」の豆を購入するなどの協力をしていき、消費者と生産者が本物を目指すことをしなければなりません。そうでなければ本当に美味しいコーヒー豆の味は二の次になってしまい、失われてしまう可能性があるのです。

品種改良をすることで何が変わるか

実際、品種改良をすることによって様々メリットが生まれます。その中でも、コーヒーの木の葉などに発生する病気である「サビ病」を避けることができるというメリットがあります。サビ病とはどんなものなのでしょうか?

「サビ病」は、サビ病菌「ヘミレア」がコーヒーの樹の葉の裏側に付着し被害を与える病気。雨季に多発し直径1~2ミリの丸い黄色の斑点が葉に出てくるのですが、この斑点には、約百万個もの胞子が巣食い増殖をする恐ろしい作用があり、その結果、光合成ができなくなり枯れ落ちてしまうのです。また、その2~3年後には樹全体が枯れ果ててしまいます。この「サビ病」の恐ろしいところは、菌の力が強い為農地全域に拡がってしまうため、一度サビ病が発生すると他の木まで影響し、コーヒー農園全体の打撃に繋がりかねないというところです。実際に スリランカは、1869年にサビ病が発生し農園が全滅においこまれてしまったため、昔のようにコーヒー産業ができなくなり、今では紅茶に切り替えているのです。

サビ病対策の品種改良した品種

「バリエダコロンビア」

アラビカコーヒーのティモール種と雑種とカネフォラの自然交配でできたカチモールとカツーラを配合させた配合種。カチモールはポルトガルの「サビ病研究所」で品質は劣りますがサビ病に強いと調査され、1980年頃からコロンビアに導入されました。カネフォラの性質が強く、香りは弱く雑見が目立つので決して良いものとはいえません。それでもコロンビアでは生産量の60%を占めています。

このように、品種改良をすることで、コーヒー栽培の妨げになっているものを回避しようとしています。今回ご紹介した「サビ病」はコーヒー農家にとっては、農園全滅になる可能性もあるのでとても恐れられています。こうした品種改良が進み、より美味しいコーヒー豆が栽培されていくといいですね。

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