コーヒー豆の種類

コピ・ルアク

    コピ・ルアクとは

    あまりスーパーなどで見かけない珍しい名前ですが、「コピ」はインドネシア語でコーヒー豆という意味で、「ルアク」はマレージャコウネコのインドネシアでの呼び名です。

    なかなか可愛いお顔をしていますね。このジャコウネコが協力してくれて出来たのが、コピ・ルアクなんです。

    ジャコウネコ達が農園の中を歩き、動物のもつ美味しいものセンサーで完熟した豆を食べます。すると果肉だけが消化され、人間がコーヒーとして使う部分が消化されずに・・・。それを劣化しないうちに拾い、洗って丁寧に乾燥させ、焙煎したものがコピ・ルアクと呼ばれて世界で飲まれているのです。フィリピンでも同じ製法の「カペ・アラミド」というものがありますが、フィリピンでは複数のコーヒー豆を栽培しているため自然にブレンドされています。

    コピ・ルアクの産地

    スマトラ島やジャワ島、スラウェシ島などのインドネシアの島々で作られています。

    コピ・ルアクは1840年頃、まだインドネシアがオランダの植民地であったときに生まれました。インドネシア人を雇っていたオランダ人の農園主は、コーヒーを採って飲むことを彼らに許していませんでした。そこで仕方なくインドネシア人達はジャコウネコの排泄物に残っていた豆を取り出して飲んでいました。それがとても美味しいと評判になり、たちまち貴重な豆として名を馳せたのです。

    コピ・ルアクの味覚とコク

    すっきりとした飲み口ですが、口の中にまろやかさがひろがります。苦み・酸味が少なく、透き通った味わいが特長です。

    コピ・ルアクの生豆色

    黄色みの強いブルーグリーンをしています。普通あまりコーヒーの生豆は香りがしないのですが、これは生豆の段階でバナナを連想させるような甘い香りがするんだそう。

    コピ・ルアクの豆質

    柔らかめで焙煎がしやすいとされていますが、ジャコウネコガ食べたものという性質上、あまり一定していません。

    コピ・ルアクの香り

    ジャコウネコの腸内で特殊な酵素で分解されるので、独特な香りがします。

    アーモンドやナッツのような香ばしさを感じる香りと、バニラやフルーツのような優しい甘い香りが合わさり、奥行きのある芳醇な香りになっています。

    ジャコウネコの分泌物は香水の原料にもなっていて、有名ブランドの香水にも使われているんですよ。香りの良さに納得ですね。

    コピ・ルアクの焙煎方法

    香りを活かすため、浅煎りがオススメです。浅煎りの酸味が苦手な方も多いのですが、この豆自体が酸味の少ないものなのでご安心ください。

    コピ・ルアクの品質

    元々は野生のジャコウネコが落とした排泄物を探し出して作るしかありませんでしたが、し近年では供給よりも需要の方が上回ってしまい、養殖されたものが出回っていることも少なくありません。マレージャコウネコは苦みの強いロブスタ種があまり好みでなく、アラビカ種の完熟した美味しい豆しか食べないのですが、飼われているジャコウネコは完熟していないものやロブスタ種の豆を食べさせられていることもあります。

    なかなか品質が分かりづらいものなので、信頼できる販売先から購入したいですね。

    コピ・ルアクの価格

    豆で購入すると100g4000円~です。有名ホテルでは1杯6000円ほどすることもあります。現地でも富裕層しか飲めないそうです。

    コピ・ルアクの淹れ方

    せっかくの超高級豆なので、ぜひ基本を守った淹れかたで。もしお土産でもらったものが細かい粉のような挽き方のものでしたら、カップにそれをいれ、直接お湯を注いでください。粉が沈殿したらどうぞ!これは現地での飲み方ですので、お土産だとこのような場合もあります。ぜひ参考にしてくださいね。

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