コーヒーの歴史と製法

コーヒーのサステナビリティってなんだろう?

    「サステナビリティ」という言葉をよく耳にするようになりました。直訳すると「持続可能な」、「持続可能性」という意味になります。コーヒー産業においても、このサステナビリティという概念が重要視されるようになってきました。その周辺の事情をさぐってみましょう。

    自然環境や動物を保護しながらのコーヒー生産

    ほかの動植物や自然環境を保護しながらコーヒー栽培をすること、コーヒー栽培・生産などにかかわる人の福祉を守ることなどという意味合いが込められています。それは、ひいては地球を守ることにつながります。

    そうした意義を感じることにより、コーヒーにたずさわる人たちが喜びを感じるながら、安心してコーヒーづくりを続けられることになります。つまり、品質のよいコーヒーを持続してつくるためには、環境保全や生産者の労働環境保護が欠かせないということなのです。

    サステイナブルコーヒーに取り組む団体がいくつかあるので、ここで一度まとめてみましょう。

    Good Inside(グッドインサイド)

    オランダに本部を置く世界規模の認証プログラム。
    コーヒーがどのように栽培・生産・流通したかがわかる=トレーサビリティ、コーヒー生産者とその環境を配慮した信頼のできる方法で生産・加工が行われているかなどの観点から監査されます。

    Conservation International
    (コンサベーション・インターナショナル)

    アメリカに本部を置き、世界約30カ国以上で地球環境の保全と持続可能な開発に取り組む国際NGOです。日本には「CIジャパン」という組織があり、日本からグローバルなリーダーシップとインパクトを創出することを目的とし、主に気候変動、生物多様性、持続可能な開発、政府開発援助(ODA)などのテーマに取り組んでいます。
    こちらのサイト(http://www.conservation.or.jp/coffee/)で、コーヒーに対する取り組みが公開されています。

    スミソニアン渡り鳥センター

    アメリカのスミソニアン国立動物園内にある団体です。渡り鳥センターでは、認証基準を設定し、認証を受けた農園のコーヒー豆をプレミアム価格で買い取ることで、生産農家を支援しながら渡り鳥を守るプログラムを創設しました。これを「バードフレンドリー(R)認証プログラム」といいます。日本では、京都に本社を構える『小川珈琲』が積極的に取り組んでいます。

    International Fair Trade Organization
    (国際フェアトレード機構)

    ドイツに本部を置く国際組織。製品ごとに「この条件を満たしているものがフェアトレード」という基準を決め、審査と認証を行う組織です。この認証を得たものが“フェアトレードコーヒー”となります。

    Rainforest Alliance
    (レインフォレスト・アライアンス)

    伝統的な栽培方法を用いて森林と野生生物を守り、労働者に適切な労働条件を与えている農園を認証し、その農園で生産された製品に右のようなエコラベルを付けて流通させるシステムを構築しています。「熱帯雨林の日陰で育てること」、「野生生物を保全すること」、「化学肥料の使用を管理し、削減すること」、「労働者に適切な労働条件を与え、地域社会全体が恩恵を受けること」を、認証の主な内容としています。

    まとめ

    コーヒー. コーヒー生産国のほとんどは、いわゆる開発途上国といわれる国々です。そういう国の生産者や労働者と、適正な価格で公正に取り引きされたコーヒー、地球環境にやさしい方法で栽培されたコーヒーを選ぶことではじめて人類の発展が持続可能なものになるのです!

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