コーヒーの歴史と製法

高級なコーヒーランキングとアメリカのコーヒーメーカー

アメリカの西部劇でおなじみの直火式のコーヒーメーカー「パーコレーター」をご存じですか?

一時期はアメリカの家庭ではコーヒーを淹れる器具としては一般的だった時代もありますが、最近はハンドドリップブームのためあまり見かけなくなりました。

とはいえ、キャンプや登山などに大活躍の、アウトドアが似合う武骨で頼りになるコーヒーギアなのです。

その魅力をみていきましょう。

パリ在住のアメリカ人が開発

パーコレーターは、パリに住んでいたアメリカ人がランフォード式パーコレーターと呼ばれるドリップ方式を考案したのがはじまりといわれています。

その後、その扱いの簡単さからアメリカの家庭に急速に普及しましたが、日本では味の好みの違いからなのか、いまにいたるまでそれほど深く浸透しませんでした。

パーコレーターのメカニズム

ケトルのような形状をした本体ポットで湯を沸かし、その中へろ過器を装置するだけと、非常に簡単。

待っている間に、ケトルの中で沸騰したお湯が、本体とろ過器をつなぐ筒を通って上がったり下がったりしながら、お湯にコーヒー成分が溶け出す、という仕組みです。

ろ過器は金属製で、上下とサイドに小さな穴がいくつか開けられています。このろ過器の中に粉を入れるので、コーヒーの粉はこの穴を通り抜けないように粗めに挽くといいでしょう。

粉を粗めに挽いておくと、えぐみや渋味などの嫌な成分が抽出されにくいという利点があります。

パーコレーターを使った入れ方

1. ケトル状の本体に分量の水を入れ、お湯を沸かす。
2. ろ過器に分量の粉を入れる。
3. お湯が沸いたらろ過器をセットし、フタを閉める。
4. お湯が上下に循環を繰り返しながら抽出が進むので、好みの濃さになったところで火からおろす。

手順としては簡単ですが、意外と時間がかかるのと、循環形式のためにごりがでやすいのが弱点となります。

ただ、火にかけておけば自動的に抽出されるので、ハンドドリップほどの手間はありません。

また、ドリップのようにフィルターで漉さないので、コーヒーオイルまで十分に味わえるというメリットもあります。

キャンプやバーベキューなどアウトドアに◎

パイレックスなどの食器・コーヒー器具メーカーだけでなく、スノーピークやモンベル、コールマンなどのアウトドアメーカーからも商品が販売されているように、アウトドアとの相性は抜群なのです。

なぜなら、アルミやステンレス製の剛性のため、多少手荒に扱っても壊れないからです。また、無駄を一切省いたシンプルで男らしい外観も魅力的。西部開拓時代のアメリカのカウボーイに好まれた理由がよくわかります。

パーコレーターでおいしく淹れるコツ&裏技集

*コーヒーの粉がお湯に何度も浸り雑味などの嫌な成分が抽出されやすいので、粉を粗挽きにしてそれを食い止める。
*デリケートなコーヒーの香りや味わいを楽しむのには向かないので、開き直って雰囲気だけを楽しむ。
*ケトル状の本体でお湯だけ沸かして、インスタントコーヒーの粉を淹れてコーヒーを作るという裏技あり。
*鍋代わりに使ってみる。たとえばラーメンなどの簡単な料理なら本体のケトルでおいしく作れます。めんとソースで二度お湯を沸かす手間はありますがパスタも作れます。

人気もあり品薄なスペシャリティコーヒー

スペシャリティコーヒーの中には、品薄な上に人気の商品がいくつかあります。
だいたいの品物は高価ではあるものの、味わいがよかったり、他にはない特徴を持っていたりと、コーヒーが好きなら一度は飲んでみた方が良いものばかりです。
この記事では、そうした人気のあるスペシャリティコーヒーを紹介していきます。

流通量が極少!キューバ「クリスタルマウンテン」

キューバの最高級豆です。キューバでとれた豆の中で、スクリーンサイズが18以上のもののみで、かつ欠点豆が少ないものをより分けたものです。品種はカトゥーラ、ティピカ、カトゥアイです。コーヒーの流通にはアメリカが深くかかわっていますが、キューバとアメリカの関係が悪化していることもあいまって、なかなか入ってくることが少なく、価格がかなり高いです。
味わいは、ミディアムロースト程度の浅煎りにすることによって、透明感のある軽い苦みを楽しむことができます。ほんの少し濃いめの焙煎にすると、クリーミーな苦みを味わえます。
生豆の段階でも品切れが続出しており、しかも偽物も流通しているので、仕入れること自体が大変に困難です。しかし、味わいは独特かつ誰にでも飲みやすいので、見かけたら一度は飲んでみることをおすすめしたい珈琲です。

ジャコウネコの体内を通ったコーヒー。インドネシア「コピ・ルワック」

インドネシアで採れるコーヒーです。現地でルアックと呼ばれているジャコウネコ科の動物がコーヒーの実を食べた後にした糞の中から消化されなかった種を取り出して洗ったものを指します。

普通のコーヒーのように木に成っているものを採集するわけではない分、販売までにとても時間がかかるため、価格は常に高騰しています。
味というよりも、消化されたことによる独特の香りが特徴で、他のコーヒーにはない唯一無二の存在感を放ちます。じっくりと飲めるときにたまには飲んでほしい、超高級コーヒーです。

オークションロットが大人気・超高値。パナマ「エスメラルダ農園 ゲイシャ」

わかりやすい最高級豆の一つです。パナマの豆は基本的にどれも高値です。ゲイシャという品種はエチオピア原産のティピカにかなり近い特徴を持つ品種ですが、農園の面積も決して広くは無く、また病気や虫などにも弱いこともあって収穫量が非常に少ないです。エスメラルダ農園は数々のオークションロットを出品する農園でもあり、カップ・オブ・エクセレンスなどの品評会にもしばしば登場します。
酸味が強めのコーヒーであり、エチオピアのモカを超えるほどの豊かな香りを持ちます。コーヒーというよりも、ハーブティーを楽しむような気持ちで飲んだ方がよいです。オークションロットは非常に高価ですが、数々のコメントが付くくらいには毎年人気です。

超高級豆は他にも時折出てきます。また、オークションロットの豆、品評会優勝ロット・農園の豆はわざわざコメントがいろいろとついて販売されるだけあって、品種や国を問わず高価であることが多いです。とはいえ、それなりのクオリティを持っていることは間違いないので、気になる方は一度飲んでみることをおすすめします。
他とは一線を画すコーヒーの世界が楽しめる事でしょう。

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