コーヒーの歴史と製法

ロマンあふれる人とコーヒーの物語

コーヒーの木は、植物としていつ誕生(発生)したのでしょうか? そして、いつ発見されたのでしょうか? きっと、後世に伝えるためにコーヒーの記録を残しはじめるより前、もしかしたら人類が誕生する前かもしれません。

ロマンあふれるコーヒーの歴史を、見ていきましょう。

コーヒーと人の出会い

コーヒーが発生したアビシニア(現・エチオピア)の高原には、コーヒーの木が自生しています。そのあたりには、人類の先祖であるホモサピエンスが生活していました。

高原に放牧されていたヤギが、ある日突然、興奮状態になり、飛んだり跳ねたりとはしゃぎだし、不思議に思って、お坊さんと一緒にヤギを再度観察しているうちに「食べると興奮状態になる」赤い実を発見した伝説がこの地に残ります。

※ちなみに、イエメンの町・モカのイスラム修道者のオマルという人物が町を追われ、山の中にたどり着き食べるものもなく飢えているときに、美しい鳥に導かれた先で赤い木の実を見つけたという別説もあります。

いずれにせよ、文字文明がない土地のため、文献が残っていないので真相はわかりません。ただ、コーヒーはアラブの国が発祥で、もしかすると人類が誕生するより前からコーヒーという植物は存在していた可能性があります。

文字によるコーヒーの記録がなされたのは西暦9OO年ごろのこと。アラビアの首都バグダッドに住んでいた医師・ラーゼスが記したものが最初とされています。彼は臨床の現場でコーヒーの薬効を知り、それを記述しました。

コーヒーはいつ発見されたのか?

コーヒーの木の実は、発見された当初は、フルーツのような感覚で、種の周りの薄い身をかじるように食べていたのかもしれません。または、実(や種を)発酵させたり、保存のために乾燥させて使う(食べる)ときに水で戻す、おそらく、飲用とは別の形で用いられたのではないでしょうか。また、アフリカには、コーヒーの果汁を発酵させて果実酒のような“酒”を造っていたことも知られています。

いずれの方法にせよ、羊飼い・カルディの物語などから考えても、実を食したのちになんらかの快感や爽快感があったはずです。

焙煎という手法が生まれたわけ

煮炊きのために火を焚いているところに、たまたまコーヒーの実が飛び込んだのでしょうか? どんな“偶然”が重なって、木の実の煎じ汁を飲むようになったのか、想像もつきません。

リンゴのタルトを間違えてひっくり返してしまった“偶然”がタルト・タタンというお菓子を生み、粉屋の娘が魚をうっかり粉の中に落としてしまったがそのまま焼いたところ意外と美味いという“偶然”がムニエルを生んだように、コーヒーもなんらかの偶然によって焙煎が発明されたのではないでしょうか。

白人がアフリカの中央部へ進出したころ、現地ではすでにコーヒーの豆を炒ったものが使用されていたといわれます。

まとめ

この点、酒や茶については、発祥地やその周辺に“文字文化”があったため、文字による歴史が記され、現代の私たちが真相を知ることができますが、コーヒーはそうではありません。そのため、コーヒーの歴史についてはいまも謎に満ちた部分が多く残されています。だからこそ、興味が尽きないのかもしれません。

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