コーヒーの歴史と製法

コーヒー豆の種類

現在、コーヒー豆の種類は多数存在し、ここではそのうちの「三大原種」を紹介します。

1, アラビカ種

エチオピアで原産されている品種です。まろやかな味と酸味があり、強く円熟味のある香りが特徴的です。このアラビカ種は世界に流通しているコーヒー豆の90%近くを占めています。このアラビカ豆の輸出国1位はブラジル、2位にインドネシアが占めており、主にレギュラーコーヒーに使われる品種です。

アラビカコーヒーノキは非常にデリケートな品種で、気候の変化、土壌などの影響をとても受けやすくなっています。
質の良いアラビカ種を収穫するためには、18~21℃の範囲内に年間気温が保たれた環境であり、主に高地の標高1000~2500mの位置で、有機性に富んだ火山灰土質の土壌が必要になります。

苗床に種をまくと、約2ヶ月で発芽し、約6カ月で50㎝ほどの苗木に成長します
木が成長すると収穫しやすいように2~3m程度に剪定し、
この苗木を苗床から農園に植え替え、約2~3年後の雨季に開花します。
この開花期に気温が高いとうまく花が咲かない場合もあるのです。
花は2~3日咲いた後に枯れ、緑色の果実が実り、開花後6~8ヶ月後果実が赤色に熟すとやっと収穫を迎えます。

2, ロブスタ種

エチオピアで原産されている品種です。アラビカ種よりも苦味が強く、芳香は少ないですが、その強い風味に惹かれる人も少なくはありません。また、アラビカコーヒーの約2倍ものカフェインを含有しています。

ロブスタコーヒーノキはアラビカコーヒーノキよりも病気に強くため、管理がしやすいので、生産量も多いのが特徴です。
ロブスタの語源は英語で「強健な」を意味する”robust”に由来すると言われています。

安定した生産量が収穫できるので価格も安く、インスタントコーヒーや缶コーヒーなどの多量生産向けに使われていますが、
世界に流通してるのは15%以下でとても少ないのです。ロブスタ豆の輸出国1位はブラジル、2位にベトナムが占めています。

熱帯の低地で2~9mまで成長し、樹木は大きな傘のように広がります。果実は小さく、赤色に熟します。

3, リベリカ種

西アフリカリベリアで原産されている品種です。酸味がほとんど無く、強い苦味があり、芳香は少ないのが特徴です。

気温や湿度といった環境に順応性が高いですが、サビ病などの病害に弱いため、消費量は少なく、世界全体の流通量の1%にも満たないのです。生産性も低いためほぼ西アフリカの生産諸国で消費されており、わずかな量をヨーロッパに輸出する他、研究用や交配用に利用されています。

ロブスタ種よりも低い平地で5~17mまで成長します。ひし形の大きい果実が実り、赤や黄色に熟します。

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