コーヒーの歴史と製法

コーヒー豆の収穫法を知ろう

みなさん、コーヒー豆の収穫方法についてどのようにするのかをご存じですか?コーヒー豆、というよりはその元となるコーヒーチェリーはどのように収穫されているのでしょうか。今回はコーヒー豆の代表的な3つの収穫方法についてご紹介します。

コーヒー豆の収穫について

コーヒーノキは、植えてから3年目にして枝にそって白い花が咲き、その花の数だけ実がなります。コーヒー果実は約半年かけて成長し、成熟期を迎える頃に収穫が始まります。コーヒー豆の収穫は、北半球が10月頃~3月頃、南半球が4月頃~9月頃と、地域によって異なります。品質の高い豆は高地で栽培されているため、収穫期の後半に収穫されます。

コーヒー豆の収穫方法

コーヒー豆の収穫方法には手摘みと機械摘みの2種類の方法があります。手摘みには高山地農園と大規模農園の2パターンがあります。

手摘み(高産地農園)

手摘みとは、文字通り人の手で摘み取る方法で、完熟した赤いコーヒー果実だけをピッキングする収穫方法です。高地など勾配のきつい農園で最も採用されています。人件費と時間がかかる収穫法ですが、手間をかけた分、品質のよいコーヒー豆を収穫することができるのが特徴です。手摘み(大規模農園)

大規模の農園では手でしごきとる方法を採っていることが多く、コーヒーノキの下に布を広げ、枝の根元から先に向かって手で枝をしごき、果実を落として収穫する方法です。ブラジルの大きな農園などで採用されており、完熟した果実を収穫する方法に比べ、作業も簡単でコストも安いのが特徴です。問題点としては、未熟な果実も完熟の果実もまとめて収穫されてしまう点。なかには地面に直接豆を落として収穫する農園もあり、果実が土臭や湿気を帯びる原因になることもあります。

機械摘み(大規模農園)

機械摘みとは、機械内部のプラスチック製の棒を振動させてコーヒー果実を落とし収穫する方法です。初期投資が高く平面状の農園でしか使用することができませんが、1台で100人分の仕事をするといわれ、効率が良いのが特徴です。熟度を選んで収穫することは不可能でしたが、最新のものは比較的早く熟す上部だけを振動させ、完熟豆を効率良く収穫するタイプの機械も採用されているようです。

ピッカーの深刻な問題

コーヒー豆を収穫する作業員を「ピッカー」と呼ぶのですが、今このピッカーに関してには深刻な問題があります。彼らはほとんどが季節労働者であるため、コーヒーの完熟度合いを見極めコーヒーチェリーを収穫します。この見極めが難しいとされており、また、炎天下での収穫作業は手がすりむけるほど過酷な作業のため、ピッカーの確保が難しくなってきているのが現状です。そのため、その対策として収穫した実を選別するなどプラスアルファの作業を行うと、手当が支払われる農園もあるようです。

いかがでしたか?収穫方法はコーヒーの味そのものに影響はありませんが、ピッカーたちの手間や収穫時期の見極めなど、幾重にも試練を乗り越えてきたコーヒー豆のみが、私たちの手元まで届きます。このような長い道のりや農園の人達、ピッカーの苦労を知ることで、いつも飲んでいるコーヒーがより美味しく感じることでしょう。たくさんの道のりを経て、私たちのもとへとやってくるコーヒー。風味だけでなく、感慨深さも一緒に味わいたいものです。

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