コーヒーの歴史と製法

“コーヒー”学ってなんだろう?

謎に包まれた歴史や、流通をめぐる世界の動き、健康効果など、いまやコーヒーがれっきとしたひとつの学問といえそうです。『もっと知りたいコーヒー学』(広瀬幸雄氏・著)を軸に、「コーヒー学」のあらましを探りましょう。

2007年旭屋出版発行 http://www.amazon.co.jp/dp/4751106872

1997年、金沢大学の教育開放センターで社会人を中心に年8回の公開講座「コーヒー学入門」が開かれました。これは、工学、経済、歴史、医学、香りの科学など、さまざまな側面からコーヒーをとらえてみようとする画期的な試みでした。この講座では、コーヒーのメーカー、喫茶店の店主、コーヒー原産国の大使館の方まで、実に多方面の方々によるコーヒーの講義がなされました。

この講座がさらに発展し、北海道大学、茨城大学、横浜国立大学、神戸大学、九州大学、鹿児島大学も参加し、計8校が通信衛星を使った遠隔システムでつながれ、それぞれの大学でも受講できるようになりました。講座では、全日本コーヒー協会のインストラクターによる「おいしいコーヒーの入れ方」の紹介や、工学・歴史・経済学・農学などの専門家がそれぞれの立場で“コーヒー”について語るなどの内容。なかには、受講者総数が400人を超えたほど人気の出た講座もあったそうです。

この講義は、のちの1999年度、全国で唯一の文部科学省認定の授業「コーヒーの世界」(金沢大学で開講)となりました。その内容は、年30回の授業で4単位が取得できるというものでした。

講座をはじめた広瀬幸雄(ひろせ・ゆきお)氏のプロフィールは以下の通りです。

1940年、金沢市生まれ。金沢学院大学知的戦略本部長・教授。金沢大学大学院特任教授金沢大学名誉教授。工学博士。日本コーヒー文化学会副会長。専門は材料強度学である一方、学生時代からの探究心の旺盛さからコーヒーを工学的に研究することにも没頭。2003年に「鳥を寄せ付けない銅像の科学的研究」によりイグ・ノーベル賞を受賞した。

イグノーベル賞受賞のエピソードが、ユニークで進取の気性あふれる人柄を表しているように感じますね!

本になった「コーヒー学入門」

その後、「コーヒー学入門」を冠するさまざまな本が出版されるようになり、学生以外の一般のコーヒーファンも「コーヒー学」を勉強できるようになりました。ラインナップは以下の通りです。※絶版等もあります。

2003年『コーヒー学講義』
広瀬幸雄・星田宏司(著)

2005年『なるほどコーヒー学―コーヒーを楽しむ最新知識のQ&A』
金沢大学コーヒー学研究会(著)

2007年『コーヒー学入門』
広瀬幸雄、圓尾修三、星田宏司(著)

2007年『もっと知りたいコーヒー学―工学屋が探求する焙煎・抽出・粉砕・鑑定』
広瀬幸雄(著)

2013年『コーヒー学検定≪上級≫ 金沢大学編』
圓尾修三、後藤裕、広瀬幸雄(著)

2015年『問題形式で学べるコーヒー学の基礎』
全国大学連合コーヒー学特別公開講座編(編集)

特別公開講座「コーヒー学入門」

その後、金沢大学が主催し「全国大学連合 特別公開講座『コーヒー学入門』として、全国さまざまな会場で講座が公開されるようになりました。

2016年4月では、兵庫県西宮市「プレラホール」で、「コーヒー学入門」が開講されていました。また、プロブロガーとして知られているイケダハヤト氏と、バリスタの松本雄介氏がタッグを組んで「コーヒー学入門」が開講されています。この講座は、自宅でも受講できる「オンラインサロン」というのがユニークです。

シナプス https://synapse.am/contents/monthly/contempo

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