コーヒーの道具

粗挽きコーヒーの味わいと特徴

コーヒーと一口に言っても、コーヒー豆の焙煎の度合い、コーヒー粉の粒度の違い、抽出の違いで、コーヒーの味は大きく変わってきます。コーヒー豆の挽き具合は、使う器具によって、それに合わせて挽くのですが、今回は、コーヒー豆を粗挽きにした場合の味への影響についてご紹介します。

コーヒー粉の粒の大きさと味の違い

コーヒーの粉の粒度は、大きく分けると「細引き」「中挽き」「粗挽き」の3種類に分けられます。その中でも「極細引き」「中細引き」等、さらに細かく分けることが出来ます。粉の大きさは、お湯を濾過する速度によっても、風味に大きく影響します。細かいほどお湯の速度が速く、粗いほどお湯の速度は遅くなります。一般的には、豆を挽く粒が細かいほど、表面積が増えてコーヒーの成分が多く抽出され、苦味が際立った味になります。反対に、豆を挽く粒が荒いほど、コーヒーの濃度が濃くなり、苦みが少なく酸味が強まった味になります。

粒度別の最適な入れ方

どの挽き具合がどの抽出器具に最適なのかをそれぞれみていきましょう。

極細引き(上白糖程度)入れ方:エスプレッソ

細引き(グラニュー糖程度)入れ方:サイフォン パーコレーター等

中細挽き(中挽き〜細挽きの中間)入れ方:ペーパードリップ

中挽き(小さいザラメ糖程度)入れ方:コーヒーメーカー

粗挽き(大きいザラメ糖程度)入れ方:ネルドリップ

こうしてみると、抽出時間と粉の挽き具合が比例しているのがわかります。エスプレッソは抽出に18~20秒ほどととても速いので極細挽きで溶けやすくなっていて、ネルドリップは布を通してじっくりと淹れていくので粗挽きでお湯と接する時間も長くなっています。

粗挽きコーヒーの味わいの特徴

味の特徴としては、濃度が濃くなり苦味が少なく、酸味がやや強まります。粗挽きをしたコーヒー粉は、必要以上に成分を抽出してしまう細引きと違い、じっくりと時間をかけて抽出していくので、嫌な苦みや渋みのもととなる微粉や渋皮を抽出しにくいのが特徴です。雑味のあるコーヒーは、微粉等による苦みの影響を受けて、胸やけや胃もたれを引き起こすこともあります。挽き具合が細かいと、どうしても微粉が混ざってしまう場合もあるのです。しかし粗挽きで抽出したコーヒーの場合、そういったことはないので雑味の少ない味になり、マイナス要素はありません。一般的には、粗挽きにした場合、焙煎具合や抽出方法によっても異なりますが、旨みのある濃厚なコーヒーになります。

粗挽き豆に適した抽出方法

粗挽き豆に適したコーヒーの抽出方法は、長時間水に浸けてコーヒー成分を抽出する「ウォータードリップ(水洗式)」、コーヒー液が中にあるパイプを循環することで、徐々に濃いコーヒーを抽出していく「パーコレーター」が適しています。このパーコレーターは入れ方も簡単で持ち運びも便利なので、アウトドアの際などに重宝しています。一般的に家庭で飲む際は中挽きが多いので実際に粗挽きで抽出する機会は少ないかもしれませんが。

いかがでしたか?今回は「粗挽き」のコーヒーについてご紹介しましたが、一口に粗挽きと言っても、手動式ミルと電動式ミルでは仕上がりも違ってくるのです。このように豆を挽く方法も様々なものがあります。自分の使用している抽出器具は何か、その器具の特徴はなにか、その器具に合った挽き具合は何か、をきちんと理解した上で「挽き具合」を決めましょう。コーヒーミルにも手動式や電動式など、いろいろな種類があるので、自分の好みに合った挽き方・飲み方・器具を探し、自分で豆を挽くところから始めて、挽き方と味の違いを試してみるのも面白いかもしれません。同じ豆で粗挽き、細挽きと両極端のもので試してみると、挽き具合でいかに味わいが変わるかを実感することができるでしょう。

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