カフェ・喫茶店

名古屋の喫茶店はモーニングが人気!4つの特徴

名古屋は独特の喫茶店文化を持った地域です。ロードサイドに喫茶店が立ち並ぶ“喫茶街道”と呼ばれる通りがあったり、モーニングでコーヒーを注文するとピーナッツがついてきたりと、ほかのエリアでは見られない習慣があります。そんな名古屋の喫茶&コーヒー文化を見てみましょう。名古屋に行ったら、是非、喫茶店のモーニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

名古屋の喫茶店の特徴であるモーニング

東京ではスターバックスやタリーズ、ドトールのようなセルフ方式のカフェ、コーヒーショップが主流となっていますが、名古屋ではいまだに個人経営・地域密着型の喫茶店の人気が根強いといわれています。

また、名古屋出身者に話を聞くと、「休日は家族そろって朝から喫茶店に出かけて新聞を読みながらモーニングサービスを食べる」という話をよく聞きます。

しかも、名古屋で「モーニング」といえば、独特のスタイルとなっています。店ごとに内容は違いますが、「コーヒー(か、ドリンク)を頼めばトーストやお茶漬けなどの軽食がついてくる」「モーニングといいながら、朝以外の時間もやっている」など店ごとに工夫をこらしたサービスを提供しているのです。

また、「小倉トースト」という独特のパンの食べ方も特筆すべき点といえます。その名の通り、パンにバターかマーガリンをぬり、そこにさらに小倉あんをのせるというもの。意外な組み合わせに思えますが、あまじょっぱい味はくせになります。

名古屋の典型的な喫茶店コメダ

また、コーヒー業界で名古屋地区はいち目おかれる存在といわれています。名古屋の喫茶店カルチャー
店内はログハウス調のゆったりとした作りで、 自由に読める雑誌や新聞が店内に多数用意されている。

名古屋市東区に本社を持つ『コメダ珈琲店』も、首都圏を中心に店舗数を拡大しており、その名が全国的に知られるようになりました。

インテリアは木の質感を活かした山小屋・ログハウス風。席と席との感覚がゆったりと取られており、リラックスできます。また、さまざまな雑誌や新聞も用意されており、思い思いに過ごすことができます。

看板メニューは「シロノワール」。円形のデニッシュにソフトクリームがのり、さらに別添えのシロップを自分でかけていただく濃厚な甘さのデザートです。

名古屋流の喫茶店の代表格といえるのは『コメダ珈琲店』です

名古屋カルチャーの祖である宗春

名古屋といえば、女性の「名古屋巻き」に加え、駅前に林立するブランドショップ、金のしゃちほこなどからもうかがえるように、派手好みの気質があります。喫茶店のモーニングなどもその文脈上にあるといえるでしょう。

ところで、独特の名古屋カルチャーの礎を築いたといわれているのが、第八代将軍・宗春(むねはる)です。尾張藩の第7代藩主で、同時代の江戸では八代将軍吉宗が「質素倹約」を奨励したのと対照的に、芝居などの芸事を奨励しました。また、規制緩和を進めたり、文化の保護に努めるなどの功績もあります。名古屋の独特の気質は、こうした政治事情にるよるところもありそうです。

名古屋で広ブラ

銀座で、ブラジルコーヒーを飲ませる本格的な喫茶店としてはじまった『カフェー・パウリスタ』も名古屋に進出したことがあるそうです。大正から昭和にかけての時代、名古屋の繁華街である「広小路通り」でブラジルコーヒーを飲む“広ブラ”という言葉があったのだとか。興味深いエピソードです。

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